賃貸マンションや市営住宅にお住まいの方々に着目いただきたい収納スペースとして、玄関の存在が挙げられます。こうした住宅物件の多くは金属製の扉が装備されており、この材質のメリットを応用する事で、アルミサッシや木製扉の住居では実践が難しい、独自の収納術の構築からの実践が視野に入ります。
金属製であれば磁石がくっつきます。１００円ショップなどで販売しているフック状のマグネットをドアの内側に装着から、余分のスーパーの袋内に冷蔵不要の買い置きの野菜などを入れておけば、日陰での備蓄が叶い、床面積の占有はありません。更に傘を同様に吊り下げておけば、下駄箱に併設された傘入れスペース、あるいは傘立てが玄関先で占める足下面積を他に利用出来ます。私達はマグネットすなわち磁石を用いる室内作業と言えば、チラシやメモなど平面で軽量の資料などを一時的に止める役割に限定して捉えがちですが、強力な磁力は収納に際して非常に力強い存在です。
何より室内が手狭となる１番の原因である、足下面積の専有を回避出来るメリットが見逃せません。不特定多数の人達の目に触れる場所との理由から、玄関先での収納アイテムは下駄箱に限定されがちですが、実はこのスペースこそ、多くの方々が活かし切れていない場所に他なりません。